太田さやか筆文字工房 墨技

コラム

修正の達人

筆文字ロゴを制作する際、
実はどのような書体や構成にするのかのデザイン考察、
パソコンに取り込んでからのデジタル調整に
ものすごく時間をかけています。

もちろん最初から完璧な文字を書ければ一番いいのでしょうが、
機械ではなく人間が書くものなので、
なかなか思い通りにならないこともあります。

プロであれば、むしろ修正は必ずすべき工程です。
ロゴは書の芸術作品ではありませんので、
最終的にどれだけイメージを形にできているかが大切です。

その為にはほんの1ミリ、2ミリの長さの差や、
何度傾ける、などの微調整がとても重要。
アナログ6割、デジタル4割といったところでしょうか。
いいデザイン書道家は、同時に修正の達人でもあります。

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カリグラフィーデザイナー 太田さやか

カリグラフィーデザイナー 太田 さやか

福岡市内2社のデザイン会社でパッケージデザイナーとして勤務した後、2005年「太田さやか筆文字工房 墨技」を設立。同年より独立書人団 岡 桑玄氏に師事し、本格的に古典書道の臨書も学ぶ。カリグラフィーデザイナーとして商品タイトルや店舗ロゴ、映像などの広告媒体全般に使用される商用の筆文字を数多く手掛ける。また、飲食店などの商用空間を彩るインテリア書作品や企業の経営理念、社訓、社是などの受注制作も行う。2007年にはプロ養成の「デザイン書道スクール」を開講。次世代を担う若手を育成する傍ら、様々なイベントや作品展を通してデザイン書のさらなる普及に努め活動中。