太田さやか筆文字工房 墨技

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ルーツ?

思いがけず妹からラインが。
「この皿、まだ使ってるよ」


20代前半の頃、佐賀県有田のとある焼き物会社の企画室に勤務していた
ことがありその時に私が手描きしたものでした。
退社する時に自分が作ったサンプルをいくつかいただけることになり
一部を妹に形見分けしたそうな。
すっかり忘れていた…。。。

これだけの柄を全手描きすると時間もかかるし、商品自体の値段も高くなるので
商品化される時には線書きの部分は全部版になり、その中を呉須(ごす)という
焼き物用の絵の具で色づけしていくのですが、
最初の商品企画の段階ではサンプルとして手描きで書きます。

そのデザイン室では女性をターゲットにした商品を企画していました。
伝統的な有田の生活食器とは一線を画し、アクセサリー類、コットンケースや
小物入れ、カップ&ソーサーやカトラリーなどを何名かの若い女性デザイナーたちが
自由な発想で企画・デザインしていました。

このペン皿やペーパーウェイト、小物入れなども私がデザインし手描きしたサンプル。


この頃は今のような仕事をするようになるとは夢にも思っていなかったけど
方向性は違えども同じ筆を使う仕事をしていたのだなぁ、
元を辿ればこの経験が今の自分の仕事に繋がっているのかもしれないと思い
懐かしく、とてもありがたく思います。



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かもめ食堂

またまた、ブログが空いてしまいました…。。。
もともとSNSというものが好きではないので
実は向いてないのかもしれませんが(笑)
やると決めたからにはちゃんとやろう!!


久々に映画を観ました。アマゾンプライムで。
「かもめ食堂」
群ようこさんの小説が原作です。
フィンランドの首都ヘルシンキの街角でオープンした小さな食堂を舞台に、
3人の日本人女性が織りなす何の変哲もない静かな日常を綴ったお話。

出演は小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん、
この個性派の3人が集まって面白くないわけがない。

小林聡美さん演じる店主のサチエがシンプルに美味しい物を出したいと
考えたメインメニューがおにぎり。
フィンランドでおにぎり?需要があるの?と思っていたら、
案の定前半はお客が全く来ず経営は大丈夫なのか!と心配してしまいました。
特段なにかすごい事件やエピソードがあるわけでもないけど
その淡々とした起伏のない日常の中に生まれるドラマと
サチエが作る美味しそうな料理にはまってしまいました。
私はこのように料理が出てくる映画がとても好き。

過去や未来を語るでもなく、3人の点かず離れず
でも実は信頼し合っているという微妙な距離感も心地よい。
忙しい日常に追われて仕事や人間関係に疲れている方に観てほしい映画でした。

料理が出てくるドラマでおすすめなのが、同じ群ようこさんの原作の
「パンとスープとネコ日和」


これも主演は小林聡美さんです。

今日からお盆休みの方も多いかな。
よかったら是非。



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気遣い

パソコンの使い過ぎで寝不足。目の疲れからか、まぶたがピクピクする〜と話してたら
娘がハーゲンダッツの抹茶とこれを買って来てくれました。


成長したのう…

ありがとう!!



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久々の…

忙しさにかまけてずっとブログ更新をさぼってました…
なにかすごい出来事がなくてもきちんと更新することが大事ですね!反省。

で、今日はめずらしいお知らせが。。。
7/12(金)と来週7/19(金)2週に渡って
FM福岡のラジオ番組「教えて!コンセルジュ!」に出演します。
めんたいワイドの司会などでもおなじみの今村敦子さんの番組です。
うちのスクールの生徒さんからのご紹介で、今回機会を作っていただきました。
私の仕事のこと、デザイン書道ってどんなもの?、など、いろいろと話しています。
今村さんはさすがしゃべりのプロ、とてもうまくリードしてくださったので
緊張もあまりなく、楽しい収録となりました。
私はうまく話せてるか全く自信がありませんが。。。(笑)

よかったら聞いてみてください!

FM福岡 教えて!コンセルジュ!
7/12(金)13:00〜13:30
7/19(金)13:00〜13:30




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今日のデザイン書

今、まさに紫陽花の季節。
最近はいろんなタイプの花がありますね。
店頭にもたくさんの紫陽花が売られています。

雨にぬれてちょっとしっとりしている
イメージの紫陽花を書いてみました。
水彩ハガキ。少し渋くしたかったので絵の具は薄墨+顔彩です。


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葦ペン彩画展

天神の新天町北通りにあるギャラリー風2Fで開催中の
「下野泰廣 葦ペン彩画展」に行ってきました。
はるか昔、デザイン会社勤務だったころ、
お仕事で大変お世話になった方です。
何年か前に定年退職されたあと、葦ペン画をはじめられたとのこと。
丁寧で緻密な中にも温かさのある作風に、
かつてお仕事をご一緒させていただいていた頃を思い出しました。

久しぶりにお会いできてよかったです。




6月16日(日)まで開催されています。
11:00~19:00 (最終日は17:00まで)
「下野泰廣 葦ペン彩画展」
ギャラリー風
〒810-0001 福岡市中央区天神2-8-136
TEL:092-711-1510


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「らしさ」の追求

最近買ってよかった本。

インプレスさんから発売の『うっとりあじわいじっくりデザイン』
いいデザインを仕上げるには、確かな観察眼、「らしさ」を追求する探究心、
細部の表現に手を抜かない真面目で丁寧な仕事が重要。

手書きの可能性、意義も再認識できるいい書籍です。
表紙のデザインもおもしろい。



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ナイスネーミング!

珍しい紫陽花をいただきました。
名前は「ダンスパーティ」
細い花弁が何枚も広がる八重咲きの紫陽花で、
まるで貴婦人がダンスを躍っているように見えることから
このネーミングがついたとか。
その名のとおり、軽やかな筆文字で♪

梅雨ももうすぐ。




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名尾和紙 伝統と革新

佐賀県大和町の名尾にある「名尾手すき和紙」に行ってきました。
名尾で300年以上前から続く手すき和紙で、
古くから障子紙や提灯などに使われてきたそうです
全盛期には100軒ほどの工房があったそうですが、現在はここ1軒のみです。

一般的に和紙の原料として有名なのは、楮(こうぞ)、みつまた、などですが、
名尾和紙の原料は梶(かじ)。梶は実は日本最古の和紙の原料だそうです。
特徴としては繊維が長く太く丈夫とのこと。
手前の鉢植えの植物が梶。葉の形がとても美しい。芸術的な造形ですね。
店名のシンボルマークにも使われています。


扇子もとても綺麗です。

店内には沢山の和紙が。。。
いつか自分の筆文字作品の表装にも使ってみたいです。

名尾和紙さんは最近、新しいプロダクトとしてPAPER VALLEYという
ブランドを立ち上げられています。
和紙の原料とされる梶の栽培から一枚の紙ができるまでの全ての行程を
名尾で行うプロダクトブランドです。
そこの商品であるmilepaper book(マイルペーパーブック)。
手漉き和紙で作られた美しい本のような箱には、
テーマの違う3枚の手漉き和紙のポストカードが入っています。
そのポストカードに自分の人生を振り返りながら、自分や
自分を取り巻く大切な人への想いを綴ることができるというもの。
出産、結婚、成人式、還暦、母の日などの種類があって
すべてデザインが異なります。
見た目は本のような形の箱になっているのでその時々の
思い出の品なども一緒に収めておけます。

このデジタルの時代に自らの手で文章をしたためる
というところに重要な意味があると感じます。
特に結婚や出産の紙が人気のようで欠品していました。


手すき和紙の伝統を守りながらその特性や美しさ、温かさ、
希少性を生かし、大切な人生の節目に自ら想いを残せるというツール。
「紙」の新たな可能性を感じました。


名尾手すき和紙
佐賀県佐賀市大和町大字名尾4756
0952-63-0334
午前9時〜午後5時
http://www.naowashi.com




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手書き文字の役割

最近、スーパーやコンビニなどでも以前に比べて
筆文字商品が少なくなっている印象を受けます。

でも、このパッケージを見て筆文字の大事な役割を再認識しました。
フォントのタイトルが多い中、派手なデザインではないのですが目立っていました。
醤油、味噌製品のパイオニア、フンドーキンさんの商品です。

「愛する人へ。あまくておいしいさしみ醤油」
ちょっと照れるようなネーミングもストレートで良い。


控えめで素朴な筆文字に惹かれてついつい買ってしまいました。
これがパッケージ、筆文字のチカラ。

手書き文字には温かくて静かな説得力があります。


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