太田さやか筆文字工房 墨技

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2019年8月の記事

ルーツ?

思いがけず妹からラインが。
「この皿、まだ使ってるよ」


20代前半の頃、佐賀県有田のとある焼き物会社の企画室に勤務していた
ことがありその時に私が手描きしたものでした。
退社する時に自分が作ったサンプルをいくつかいただけることになり
一部を妹に形見分けしたそうな。
すっかり忘れていた…。。。

これだけの柄を全手描きすると時間もかかるし、商品自体の値段も高くなるので
商品化される時には線書きの部分は全部版になり、その中を呉須(ごす)という
焼き物用の絵の具で色づけしていくのですが、
最初の商品企画の段階ではサンプルとして手描きで書きます。

そのデザイン室では女性をターゲットにした商品を企画していました。
伝統的な有田の生活食器とは一線を画し、アクセサリー類、コットンケースや
小物入れ、カップ&ソーサーやカトラリーなどを何名かの若い女性デザイナーたちが
自由な発想で企画・デザインしていました。

このペン皿やペーパーウェイト、小物入れなども私がデザインし手描きしたサンプル。


この頃は今のような仕事をするようになるとは夢にも思っていなかったけど
方向性は違えども同じ筆を使う仕事をしていたのだなぁ、
元を辿ればこの経験が今の自分の仕事に繋がっているのかもしれないと思い
懐かしく、とてもありがたく思います。



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かもめ食堂

またまた、ブログが空いてしまいました…。。。
もともとSNSというものが好きではないので
実は向いてないのかもしれませんが(笑)
やると決めたからにはちゃんとやろう!!


久々に映画を観ました。アマゾンプライムで。
「かもめ食堂」
群ようこさんの小説が原作です。
フィンランドの首都ヘルシンキの街角でオープンした小さな食堂を舞台に、
3人の日本人女性が織りなす何の変哲もない静かな日常を綴ったお話。

出演は小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん、
この個性派の3人が集まって面白くないわけがない。

小林聡美さん演じる店主のサチエがシンプルに美味しい物を出したいと
考えたメインメニューがおにぎり。
フィンランドでおにぎり?需要があるの?と思っていたら、
案の定前半はお客が全く来ず経営は大丈夫なのか!と心配してしまいました。
特段なにかすごい事件やエピソードがあるわけでもないけど
その淡々とした起伏のない日常の中に生まれるドラマと
サチエが作る美味しそうな料理にはまってしまいました。
私はこのように料理が出てくる映画がとても好き。

過去や未来を語るでもなく、3人の点かず離れず
でも実は信頼し合っているという微妙な距離感も心地よい。
忙しい日常に追われて仕事や人間関係に疲れている方に観てほしい映画でした。

料理が出てくるドラマでおすすめなのが、同じ群ようこさんの原作の
「パンとスープとネコ日和」


これも主演は小林聡美さんです。

今日からお盆休みの方も多いかな。
よかったら是非。



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