太田さやか筆文字工房 墨技

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ブログ

本物を観る

九州国立博物館へ
心待ちにしていた書展を観に行ってきました。
「王羲之と日本の書」です。



王羲之(おうぎし)は4世紀の中国の貴族で
書の歴史に偉大な足跡を残した人物です。
楷書・行書・草書の各書体を洗練させ、
現代に至るまで書法の最高の規範となったことから
「書聖」とあがめられています。
私のような書に携わっている者からすればまさに神様のような存在。

ただ、彼の自筆は人災や天災などによりすでに無く、
現存のものは、双鉤填墨(そうこうてんぼく)という原本の上に薄い紙を置いて
輪郭を写し取りその中を塗りつぶすという技法で複写されたものです。

王羲之の書は本等でこれまでも多く見てきていますが
やはり実物(本当は実物ではないのですけどね)は重みがちがいます。
1700年以上も前の世の人物が残したものから
現代の私たちが何を読み解き、如何に学ぶべきか…
まさに温故知新という言葉の重みを思いました。

会場内の箇所箇所に王羲之や空海など書の歴史を語る上で
重要な人物たちをイラスト化してマンガのように
わかりやすく解説してあります。

気になったみなさま、よかったら是非足を運んでくださいませ!
4/8(日)まで開催されています。


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