太田さやか筆文字工房 墨技

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書のこと

桑樹書展、始まりました!



今日から大濠公園そばのNHKギャラリーで
書道の社中、桑樹の「桑樹書展」が開催されています。
今回で21回目となる毎年開催されている作品展で
老若男女39名の作品が展示されています。

こちらはデザイン書道ではなく「書道」の作品展。
私も所属させていただいて、今年で13年目になります。

書道の作品展というと…
長文の文字が並んでいる、読めない!どれも同じに見える!などと
イメージされることも多いと思いますが
桑樹展は違います。毎年テーマが与えられ、
それに添って各々が自分の思いを作品にしたためています。
期間中1日に2回、主宰の岡 桑玄先生の作品解説が名物で
これを楽しみに毎年足を運ばれる方も多いのです。

芸術の秋。
みなさま、是非足をお運びくださいませ♪


第21回 桑樹書展
9/11(火)〜9/16(日)まで
10:00~17:00(最終日16:00まで)

NHKギャラリー
福岡市中央区六本松1-1-10
NHK福岡放送局2F  TEL:092-724-7001
◉作品解説 11:00〜   15:00〜

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超えられなかった話

先日とある書の作品展に出品しました。
毎年、参加している作品展です。

自分の作品が表装されてどのようになったのかは
見に行くまでわかりませんので、会場に行って実際に
確かめるまではいつも心配です。(なんせ小心者なので)
今回は特に。

というのも、最終的に表装して展示されたものより、
書き始めて何枚目かの発展途上のモノの方が
自分の中ではずっと良かったからです。
でも、師にアドバイスを受けて赤マジックで
書き込みをしてしまったのでそれは出せない(泣)
まあ、まだ時間あるしこれから書き込めばもっといいのが出来るやろ!
そう自分に言い聞かせ、さらに枚数を重ねましたが、
結局それを超えられず……。

平昌オリンピックで羽生選手がフリーの演技が終わった後
「勝った〜〜!!」と何度も叫んでたけど、
あれは自分に勝ったと言ってたんですよねぇ。
羽生くん、偉か〜〜。

負けた〜〜〜!!

もっと精進いたします。。。



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本物を観る

九州国立博物館へ
心待ちにしていた書展を観に行ってきました。
「王羲之と日本の書」です。



王羲之(おうぎし)は4世紀の中国の貴族で
書の歴史に偉大な足跡を残した人物です。
楷書・行書・草書の各書体を洗練させ、
現代に至るまで書法の最高の規範となったことから
「書聖」とあがめられています。
私のような書に携わっている者からすればまさに神様のような存在。

ただ、彼の自筆は人災や天災などによりすでに無く、
現存のものは、双鉤填墨(そうこうてんぼく)という原本の上に薄い紙を置いて
輪郭を写し取りその中を塗りつぶすという技法で複写されたものです。

王羲之の書は本等でこれまでも多く見てきていますが
やはり実物(本当は実物ではないのですけどね)は重みがちがいます。
1700年以上も前の世の人物が残したものから
現代の私たちが何を読み解き、如何に学ぶべきか…
まさに温故知新という言葉の重みを思いました。

会場内の箇所箇所に王羲之や空海など書の歴史を語る上で
重要な人物たちをイラスト化してマンガのように
わかりやすく解説してあります。

気になったみなさま、よかったら是非足を運んでくださいませ!
4/8(日)まで開催されています。


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