太田さやか筆文字工房 墨技

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ナイスネーミング!

珍しい紫陽花をいただきました。
名前は「ダンスパーティ」
細い花弁が何枚も広がる八重咲きの紫陽花で、
まるで貴婦人がダンスを躍っているように見えることから
このネーミングがついたとか。
その名のとおり、軽やかな筆文字で♪

梅雨ももうすぐ。




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名尾和紙 伝統と革新

佐賀県大和町の名尾にある「名尾手すき和紙」に行ってきました。
名尾で300年以上前から続く手すき和紙で、
古くから障子紙や提灯などに使われてきたそうです
全盛期には100軒ほどの工房があったそうですが、現在はここ1軒のみです。

一般的に和紙の原料として有名なのは、楮(こうぞ)、みつまた、などですが、
名尾和紙の原料は梶(かじ)。梶は実は日本最古の和紙の原料だそうです。
特徴としては繊維が長く太く丈夫とのこと。
手前の鉢植えの植物が梶。葉の形がとても美しい。芸術的な造形ですね。
店名のシンボルマークにも使われています。


扇子もとても綺麗です。

店内には沢山の和紙が。。。
いつか自分の筆文字作品の表装にも使ってみたいです。

名尾和紙さんは最近、新しいプロダクトとしてPAPER VALLEYという
ブランドを立ち上げられています。
和紙の原料とされる梶の栽培から一枚の紙ができるまでの全ての行程を
名尾で行うプロダクトブランドです。
そこの商品であるmilepaper book(マイルペーパーブック)。
手漉き和紙で作られた美しい本のような箱には、
テーマの違う3枚の手漉き和紙のポストカードが入っています。
そのポストカードに自分の人生を振り返りながら、自分や
自分を取り巻く大切な人への想いを綴ることができるというもの。
出産、結婚、成人式、還暦、母の日などの種類があって
すべてデザインが異なります。
見た目は本のような形の箱になっているのでその時々の
思い出の品なども一緒に収めておけます。

このデジタルの時代に自らの手で文章をしたためる
というところに重要な意味があると感じます。
特に結婚や出産の紙が人気のようで欠品していました。


手すき和紙の伝統を守りながらその特性や美しさ、温かさ、
希少性を生かし、大切な人生の節目に自ら想いを残せるというツール。
「紙」の新たな可能性を感じました。


名尾手すき和紙
佐賀県佐賀市大和町大字名尾4756
0952-63-0334
午前9時〜午後5時
http://www.naowashi.com




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手書き文字の役割

最近、スーパーやコンビニなどでも以前に比べて
筆文字商品が少なくなっている印象を受けます。

でも、このパッケージを見て筆文字の大事な役割を再認識しました。
フォントのタイトルが多い中、派手なデザインではないのですが目立っていました。
醤油、味噌製品のパイオニア、フンドーキンさんの商品です。

「愛する人へ。あまくておいしいさしみ醤油」
ちょっと照れるようなネーミングもストレートで良い。


控えめで素朴な筆文字に惹かれてついつい買ってしまいました。
これがパッケージ、筆文字のチカラ。

手書き文字には温かくて静かな説得力があります。


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線のチカラ

アジア美術館で開催中のいわさきちひろ展に行ってきました。
いわさきちひろさんの絵は小さい頃から好きで絵本も何冊も持っていました。

綺麗な色彩の水彩絵の具、やわらかなタッチの叙情的であたたかな絵の世界。。。
ずっとそんな印象を持っていましたが、今回の作品展に行って
意外な新しい発見がありました。

もちろん美しい水彩の作品のすばらしさは変わらないのですが
私が今回印象深かったのは、ちひろさんの書くゆるぎない「線」の力と
色を使っていないモノクロの作品です。
特に好きだった作品を2つ。

●たったこれだけの線でこの存在感。


●戦火の中を子どもを守る母親の苦悩と強い意志の入り混じった眼差し
 視線の訴え、すごいなぁ…。。。。

生誕100年
いわさきちひろ、絵描きです。

福岡アジア美術館で5/26(日)まで開催されています。



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Happy Mother’s Day

5月12日
今日は母の日。
ちょっと前に実家で見つけた、若かりし頃の母の写真。
前髪のカール具合に時代を感じます。
抱かれているのは半世紀前の私。
なんだか渥美清似ですが…(笑)


この写真を見ていると生前の母との思い出が溢れてきました。
いつも穏やかで、優しい母。怒られた記憶はほとんどありません。
そして何につけてもよく褒めてくれました。

現在、私は既にこの時の母の約2倍近くの年齢になっていますが
果たして娘にとっての自分はどんな母親なのかな。

忙しさに追われてイライラ、
なんか最近怒ってばっかだな〜〜と、反省しきり…

そんな怒りっぽい私に、この春から社会人になった娘が
初任給で素敵な母の日のプレゼントをくれました。
ありがとう!!!!

お母さん、もっとやさしくなるけん!


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ささやかな休日

令和になって初めてのゴールデンウィークも今日で終わり。
巷では10連休でしたが、10日続けて休めた人は全体の3割ほどだとのこと。
私も連休という連休ではありませんでしたが、一日だけ休みをとって
唐津を満喫してきました。超近場(笑)

連休後半はお天気も良くてバイク日和。夫とタンデムです。
唐津城はすごい人で駐車場は待ちの車で大渋滞。
こんな時バイクは便利です。

城内ではお抹茶とお茶菓子のサービスが。
唐津城でいただくお抹茶。久しぶりにしみじみ美味しかった♪

藤は残念なことに終わりかけでしたが、
1本だけある白藤は香りも強くてとても綺麗でした。

お城の石垣の蔦さえも美しい。
こういう地味な色合いのグラデーション、好きなんです。

英気を養えたので、明日からまた頑張ります!




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うれしい夜

この4月に就職した娘が初任給でごちそうしてくれるということで
自宅近くのお店で食事をしました。
2年前にオープンした洋食とワインの小さなお店で
糸島の食材を生かした「旬」のアラカルト料理が楽しめ
オーナーシェフの男性が1人で切り盛りされています。


今日は店主のお任せ料理でお願いしました♪

前菜の盛り合わせ 黒いのはイカスミが入った卵焼き。

メインは玄海ポークと旬野菜のグリル。ほかにもひらめと
水イカのカルパッチョ、菜の花と竹の子のパスタ、トマトのガスパチョ、
自家製フォカッチャ、デザートなどなど。(写真撮るの忘れた…)


どれも美味しくて、なにより少しだけ娘の成長を感じられた夜でした。
楽しい時間に感謝。

nōdaハタエエキマエ洋食店
https://www.noda2017.com/




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新しい時代へ

新しい元号「令和」
最初に聞いた時は、正直あまりピンときませんでしたけど
だんだんと時間が経つにつれて素敵な響きできれいな言葉だな、
と感じるようになりました。

あの字を書いたのは、内閣府人事課の辞令専門職の書家の方とのこと。
国民栄誉賞の表彰状も手がけてこられたそうです。

平成の字は凛とした理性的な文字で素敵だな、と思いましたが
今回の「令和」の字はまた趣が違って、瑞々しさ、力強さを感じました。
前向きなパワーが息づいている印象。

最近はテレビでも平成最後の〜とか平成を振り返って〜などの特番が
よく放映されていますが、自分自身もこれまでを振り返って
これからどう進んでいくべきか、ちょっと考えさせられました。

よい年になりますように…!

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作品に責任を持つ

はるか昔、小学生の頃、故・兵頭健吾さんという佐賀県小城市(その当時は町)
在住の画家に油絵を習いにいっていました。
天山や小城の田園風景などをメインに書かれる画家で、有名な方でした。
そんな先生にマンツーマンで教えてもらっていたので、今考えるととても贅沢ですね。
結局、絵の道には進んでいないですけど。。。

いまでも先生のアトリエの風景や油絵の具の匂い、
先生が休憩時間に入れてくださったブランデーを垂らした香りのいい
コーヒーの味(小学生に飲ませちゃダメやろ、先生…笑)を思い出します。
どういう経緯でその先生に絵を習うようになったのか、まったく記憶にありませんが、
お稽古の日がとても楽しみだったことだけははっきりと覚えています。
その先生がいつも言われていたのは、
「額に入れてよく見える作品がいい作品だよ」
そう言って、私の書いたシクラメンの絵をアトリエにあった額に入れてくださいました。
私のつたない絵が、パッと明るく見えました。
絵も書も同じ。表装ひとつで作品は良くも悪くもなるから。

「自分の作品には最後まで責任をもって接してやらんといかん」

仕上がった作品の表装を考えるとき、先生の言葉が生きています。




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運命の一本

筆文字の仕事をしていると
筆はとても重要。
なんてったって商売道具ですから。 

弘法筆を選ばず という言葉があるけど
いやいや、そこはやはり選ばないと!

書く文字の大きさやタイプによって
硬い毛、柔らかい毛、荒れた毛、大小、長短などなど、
いろいろと使い分けもしますが、半紙サイズ以下の
文字を書くときに活躍しているのがこの筆です。
この軸のつやつや感と節があるのもいい感じ。


直径5ミリ、長さ35ミリほどの羊毛の小さい筆ですが、これがなかなか!
意外に何でも書ける万能選手。
細いしなやかな線から力強い太目の線まで、実に自由自在です。
もっと高価な筆も持ってますが、これにはかないません。

なんでも相性ですね。長年使ってると自分の手になじむのでしょう。
職人が使う道具といっしょですね。
まぁ、でも肝心なのは自分の腕なのですが…(笑)


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